エラスティック接続プラットフォーム(ECP)
迅速なマルチクラウド環境を実現するための、ソフトウェア定義型グローバル相互接続プラットフォーム製品概要
チャイナテレコムのエラスティック接続プラットフォーム(ECP)は、クラウド間、オンプレミスとクラウド間の安全かつ信頼性の高い越境接続ソリューションを求めるマルチクラウド企業向けの、グローバルな相互接続サービスです。ECPは、APIを使用して構築され、大手クラウドサービスプロバイダー(CSP)と統合されています。通信事業者は、VPCへのレイヤー2接続またはレイヤー3接続を数時間で立ち上げことができるほか、中国本土内外の40カ所以上にある主要なIBXデータセンターに展開されたプロビジョン済みのオンランプを介して、オンデマンドで帯域幅を拡張することができます。
主な特徴とメリット


エンドツーエンドの相互接続プラットフォーム
ネットワーク通信事業者向けに、ダイレクト型またはハイブリッド型のエンドツーエンドの相互接続プラットフォームを提供します。ネットワーク通信事業者は、簡潔性、パフォーマンス、セキュリティ、柔軟性、コストの面で直ちに恩恵を受けることができます。


CAPEXとOPEXを削減
追加のハードウェア投資が不要なためCAPEX(資本的支出)が削減されるほか、信頼性の高いパフォーマンス、セキュリティ、合理化されたプロビジョニング、月々の従量課金制プランにより、OPEX(運営費)も抑えられます。


マルチクラウド接続
通信事業者は、ECPのカスタマーポータルを介して安全で高品質なマルチクラウド接続を素早くプロビジョニングできます。


冗長な接続を削減
ECPは、中国国内の公共インターネットを一切使用しません。また、ECPの基本サービスには、冗長接続上の自動フェイルオーバーが含まれています。


グローバルなDCIネットワーク
チャイナテレコムが所有する、クラウドに接続されたティア1のグローバルDCIネットワーク(AS 36678)を使用しています。
技術詳細
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→ ECPの管理コンソールを介してクラウドパートナーのAPIを使用することにより、中国国内外のクラウドノード間でクラウドサービスへの専用接続を素早く立ち上げることが可能 → エンドツーエンドの暗号化、データセンター間でデータを転送するための専用接続、プライベート/パブリッククラウドを使用して、安全なハイブリッドクラウド環境を提供 → ニーズの変化に応じて2Mから10Gまで帯域幅を拡張可能。また、新たなオフィスやアプリケーションワークロードに対応できるように、必要に応じてVLANを追加可能 → ECPは、チャイナテレコムのグローバルなSDNベースのデータセンター相互接続(DCINet AS 36678)バックボーンネットワークに接続 → シンプルなGUIを使用して、CSPの動的な追加、相互接続容量のオンデマンドでの変更が可能 → 24~48時間(ECPデータセンター内のクラウド間接続)、3~7営業日(ECPデータセンター内のデータセンターとクラウド間の接続)、20~30営業日(ローカルループ)。APIによりクラウド側を素早く実装可能 → 22の主要都市に設置されたEquinix Cloud ExchangeデータセンターでECPのPoPを提供 → 29の主要都市に設置された40カ所を超える通信事業者非依存型データセンターからCSPにアクセス可能 |